交通事故裁判過去帳(2)
スタッフブログ浅香法律事務所の弁護士西村敦です。
HPの交通事故のコーナーで、交通事故被害者に対する保険会社の提示額と裁判によって実際に支払われた金額を列挙していますが、過去に私が担当した当事務所の事件のうち、更にいくつかの例を書いてみたいと思います。
被害者が原付で走行中、前方を走っていたタクシーが客を見つけ停止したため、原付がタクシー後方に追突したという事故です。
被害者はこの事故で12級の後遺障害を負いました。
この被害者に対し、保険会社は被害者に10割の過失があると主張していましたが、その後当事務所で依頼を受け、裁判を提起したところ、過失割合は5割となり最終的に265万円での和解が成立しました。
追突事故でこのような結果は他に例がないと思います。